「見て見て!」が止まらないのはなぜ?体操教室で見えている幼児の成長サイン
- soragroups
- 7 時間前
- 読了時間: 5分

こんにちは!
京都の体操教室 SORASPORTSです。
体操教室には毎日たくさんの
幼児のお子様に通っていただいています。
そして、どのクラスでも
必ず聞こえてくる言葉があります。
「先生、見て!」
「見て見て!」
「もう一回やるから見て!」
保護者の方からもよく相談を受けます。
「家でもずっと『見て』と言っています」
「何回も同じことを見せてきます」
「正直、少し疲れてしまいます」
幼児期の子どもを育てていると
一度は経験する悩みかもしれません。
料理中でも、洗濯中でも
仕事の連絡をしている時でも
子どもたちの「見て!」は突然始まります。
だからこそ
「そんなに注目してほしいのかな」
「甘えているのかな」
と思ってしまうこともあるでしょう。
でも、長く体操教室で子どもたちを見ていると
少し違う見え方をするようになりました。
むしろ、この時期の「見て見て!」は
とても幼児らしい成長の姿だと感じています。
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大人には同じでも
子どもには毎回違う
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例えば鉄棒です。
ぶら下がっただけで
「先生、見て!」
と言います。
マットで前転をした後も
「見た?」
と確認します。
時にはまだ何もしていないのに、
「今からやるから見て!」
と言う子もいます。
大人からすると
「さっきも見たよ」
と思うこともあります。
でも本人にとっては毎回が違います。
大人には同じ前転に見えても、
子どもの中では
「さっきより真っ直ぐ回れた」
「今日は頭が痛くなかった」
「ちょっと速くできた」
というような、小さな発見や挑戦が起きています。
私たちが見ている以上に
子どもたちは毎回たくさんのことを感じています。
だから何度も見てほしくなるのです。
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子どもは結果よりも共有したい
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体操教室で幼児たちを見ていると
必ずしも褒めてほしいわけではないことが分かります。
もちろん褒められることは嬉しい。
でも、それ以上に感じるのは、
「今の自分を知ってほしい」
という気持ちです。
・できたことを見てほしい。
・頑張ったことを見てほしい。
・楽しかったことを見てほしい。
・今感じていることを誰かと共有したい。
そんな思いが伝わってきます。
だから成功した時だけではありません。
失敗した時も呼びます。
転んだ時も。
できなかった時も。
悔しくて泣きそうな時も。
「先生、見て」
と言うことがあります。
これは評価を求めているというより
自分の気持ちを受け止めてもらいたい時です。
幼児はまだ
自分で気持ちを整理することが得意ではありません。
だから
「見ていたよ」
「頑張っていたね」
と言ってもらうことで
不安や悔しさを少し落ち着かせています。
そしてまた
次の挑戦へ向かう力を取り戻しています。
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「見て!」は自分を育てる時間
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幼児期は
「これは僕がやった」
「これは私ができた」
という感覚が育ち始める時期です。
でも、まだ自分だけで
「これで良かった」
「自分は大丈夫」
と確認することは難しい。
だから子どもたちは
大人の反応を通して自分を確かめています。
体操教室でも、先生が一瞬目を合わせて
「見たよ」
と返すだけで満足する子がたくさんいます。
子どもにとって大人の反応は
自分を映す鏡のようなものです。
見てもらえた。
気づいてもらえた。
その経験を重ねながら
少しずつ自信を育てていきます。
豪華なご褒美も、大げさな拍手も必要ありません。
ほんの数秒でも目を合わせる。
うなずく。
そうした小さなやり取りが
子どもの心を満たしていることがあります。
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「見て見て!」が多かった子ほど
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長年指導していて感じることがあります。
それは、「見て見て!」が多かった子ほど
その後大きく成長していることが少なくないということです。
もちろん全員ではありません。
ただ、幼児期に意欲的に取り組み
何度も先生を呼んでいた子たちが
成長とともに変化していく姿をたくさん見てきました。
最初は何をするにも
「先生、見て!」
だった子が、数か月後には落ち着いて練習できるようになる。
さらに成長すると、自分で考えながら
挑戦を続けられるようになる。
以前のように何度も呼ばなくなるのです。
これは、見てほしくなくなったわけではありません。
心の中に
「先生は見守ってくれている」
という安心感が育ったからだと思います。
そして少しずつ
周りのお友達や先生の状況にも目が向くようになります。
自分だけだった世界が、少しずつ広がっていくのです。
私はこの姿を見るたびに
「見て見て!」も成長の途中にある大切な時間なのだと感じます。
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体操教室で感じること
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保護者の方の中には
「こんなに見て見てばかりで大丈夫ですか?」
と心配される方もいます。
でも現場では
それが幼児らしい自然な姿であることがほとんどです。
・興味を持ったこと
・挑戦したこと
・できたこと
・失敗したこと
その一つひとつを誰かと共有しながら
子どもたちは少しずつ自分という存在を確かめています。
そして十分に見てもらった経験を重ねた子どもたちは
やがて何度も呼ばなくても
自分の力で挑戦を続けられるようになっていきます。
だから今、「見て!」が止まらなくても大丈夫です。
その姿の奥には
成長しようとするエネルギーが隠れているかもしれません。
忙しい毎日の中で
すべてに応え続ける必要はありません。
・ほんの少し目を向ける
・短い時間でも耳を傾ける
それだけでも
子どもにとっては十分なことがあります。
子どもの成長は一直線ではありません。
だからこそ
今見えている姿だけで判断しなくても大丈夫です。
体操教室の現場で感じたことを
これからも発信していきます。
【コラム】体操教室の先生だから見えること
#2 「見て見て!」が止まらないのはなぜ?
体操教室で見えている幼児の成長サイン








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